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【M&A相談事例】眼科で検査機器と手術体制の承継条件を整理したケース

クリニックのM&A・事業承継を説明する図版
掲載画像はM&A・事業承継の説明用図版です。実際の相談者・企業を示すものではありません。

本記事は、当社に実際に寄せられたM&A・事業承継のご相談をもとに、相談者や企業を特定できないよう、内容の一部を加工・再構成して掲載しています。相談時の課題や検討内容をご紹介するものであり、個別案件の成約や同様の結果を保証するものではありません。法人形態、診療体制、契約関係によって必要な対応が異なるため、個別の資料に基づく確認が必要です。

眼科の承継では、財務条件だけでなく、患者様への説明、スタッフの継続、行政手続き、医療機器や賃貸借の扱いが重要になります。今回のご相談では、設備更新前の承継検討を背景に、眼科専門法人への承継を検討する際の条件と確認事項を整理しました。

目次

ご相談の概要

  • 対象領域: 眼科
  • 譲渡検討の背景: 設備更新前の承継検討
  • 検討した候補先の業態: 眼科専門法人
  • 主な論点: 検査機器、白内障手術、ORT、予約導線
  • 進行上の確認事項: 院名非開示の匿名相談と、NDA後の追加資料開示の範囲・順序

機器更新の前に承継後の検査・手術範囲を決める

設備更新前の眼科を眼科専門法人へ引き継ぐことを検討する際は、まず検査と白内障手術のどこまでを候補先が行う予定かを確認します。現在の機器を使い続ける案と更新する案を分け、担当医、ORTの勤務、保守や契約の条件を照合します。購入を先行させる前に、引継ぎ後の使い方を聞くことが判断材料になります。

検査機器は型式、稼働、保守、更新時期、所有・リースを一覧にします。検査の予約から結果説明までの担当と使用システムを示し、機器が使えることと診療の受入れ体制が整うことを別の条件として扱います。

手術と通常外来の予約導線を分けて確認する

白内障手術については、術前の確認、当日、術後の通院という流れに沿って、医師・スタッフ・機器の担当を整理します。個別の手術適応を本記事で判断するものではなく、候補先が引き継ぐ運営業務と説明窓口を明らかにするための整理です。

ORTは勤務、担当検査、継続意向を確認し、新体制の予約枠と比べます。予約導線の変更は患者へ伝える内容と時期を決め、未完了の検査や術後の予約を誰が確認するかを定めます。行政手続きや施設基準、電子カルテ、賃貸借の扱いも資料に基づき個別に照会します。

眼科の設備更新と承継を比較する資料

検査・手術・ORT・予約の確認表
確認する論点 準備する資料 候補先と確かめる条件
検査機器 機器台帳・保守・リース・更新見積り 継続使用と更新の費用・日程
白内障手術 担当体制と術前・術後の予約の集計 継続して扱う業務と患者の説明窓口
ORT 勤務表・検査担当・雇用条件 継続意向と検査枠の不足
予約導線 通常外来と検査・手術の受付手順 移行中の二重予約や未処理の確認担当

更新と診療開始の予定を一つにする

承継後の初期対応を見据え、機器の点検や更新、スタッフへの説明、予約の移行、院長の協力日を合わせて計画します。看板・Webの案内と実際の予約枠を一致させ、診療内容の変更を受け付ける窓口を設けます。候補先の人員が未定の段階では、現在の検査数や手術件数が継続することを約束しません。

相談費用と次に整理すること

譲渡企業側にとっては、手取り額も重要です。仲介会社によっては譲渡企業側に最低成功報酬が設定されることがありますが、当センターでは譲渡企業様から着手金・中間金・成功報酬をいただきません。費用面の不安を抑えながら、候補先との条件比較に集中できる点は、初期検討の大きな安心材料になります。

譲渡企業様の着手金・中間金・成功報酬は0円です。匿名相談から検討を始める際の対象範囲と、税金・登記・外部専門家などの費用の扱いは、料金と費用比較の案内で確認してください。

機器ごとの更新予定と、候補先が継続する検査・手術の範囲を同じ紙へ並べて相談します。 眼科クリニックM&Aで検査機器・手術体制・スタッフを確認する/医療機器・電子カルテ・リース契約をM&A前に整理する方法/クリニック譲渡条件で価格以外に交渉すべき重要項目も参考にしてください。

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