医療機器・電子カルテ・リース契約は、現物と契約、支払残高を照合して整理します。機器が院内にあること、会計上費用を払っていること、所有権や利用権を引き継げることは別の確認事項です。承継後の利用条件と更新費用まで資料にします。
現物一覧に所有者・契約者を付ける
画像機器、検査機器、診療台、内装、電子カルテ、予約・会計システムについて、型式、導入年、設置場所、所有・リース区分を記録します。資産台帳と現物が一致するか、院長個人やMS法人の資産が含まれないか、契約者と使用者が異ならないかを確認します。
譲渡に含める機器の状態、故障・修理履歴、メーカーの保守対応、必要な更新を確認します。帳簿価額だけで継続利用の費用を判断せず、承継後の診療に必要な仕様や後任医師の使用予定を照合します。
リース残債と保守契約を分けて読む
リース会社へ残期間、残債、契約者変更の可否と手続、解約・返却条件を照会します。保守契約はリースと別契約のこともあるため、点検、部品供給、緊急対応、消耗品等の範囲を確認します。残債を譲渡対価から控除するのか、売主が精算するのかも当事者間で明示します。
機器とシステムを棚卸しする表
| 確認対象 | 用意する資料 | 判断・確認すること |
|---|---|---|
| 画像機器・内装 | 現物、台帳、所有者、修理履歴 | 対象資産と承継後の利用・更新費用 |
| リース残債 | リース契約、残高・残期間 | 契約者変更、解約、対価との精算 |
| 保守契約 | 保守範囲、連絡先、部品供給の情報 | 緊急対応や承継後の契約継続条件 |
| 電子カルテ | 利用契約、データ仕様、連携一覧 | 移行、権限、研修、障害時の復旧 |
データ移行と診療再開を一緒に試す
電子カルテは、利用契約、データ形式、連携する検査・会計・画像システム、閲覧権限、バックアップを確認します。ベンダーと移行手順、費用、作業日、移行後の照合、障害時に戻す方法を相談します。患者情報の取扱いは機器の売買と分けて管理します。
承継日に必要な操作を、医師・スタッフの研修と合わせて確認します。機器が利用できない場合の診療への影響、保守窓口、代替手段を決め、内装や電源・通信等の工事があれば貸主や施工先との日程も照合します。
譲渡企業の相談費用
当センターでは譲渡企業様の着手金・中間金・成功報酬を0円としています。機器更新、リース精算、データ移行等の費用は、仲介の料金と別に見積もります。料金の対象と他社との比較条件は譲渡企業の料金比較をご確認ください。税金・登記・外部専門家費用等が別途必要な場合があります。
